矯正歯科

大人になってからの矯正治療はできる?

 

大人の女性

「大人になってからの矯正治療は、もう遅くはないでしょうか?」と悩んだり、治療を始めようかと迷ったりされている方も多くいらっしゃるのではないのでしょうか?

矯正治療は、何歳まで?

歯は、何歳になっても動きますから、矯正治療には年齢制限はありません。

少し専門的な話になりますが、歯は顎の骨の中に植立していますが、1つ1つの歯は歯根膜と呼ばれる薄い膜状の組織に包まれています。歯根膜にある細胞の働きで、歯は歯槽骨の中で移動が可能です。

歯根膜は一生動きます。そのため、いくつになっても矯正歯科治療を始めることができるのです。

年齢を問わず矯正治療をする事は可能です。
年齢より歯を支える骨や歯茎の状態(歯茎が弱ってくる)が重要です。

ただ、50代くらいになると虫歯ですでに歯を失っていたり、歯周病になって歯槽骨が減ってしまい、歯の健康が損なわれている方も少なくありません。まずは歯茎や歯槽骨が健康な状態でなければなりません。

矯正治療希望者が増えている?

矯正治療希望者が増えている理由として、国際化が進んでいる中、歯並びの重要性が再認識されていることから、大きな理由は「見た目」・「健康」です。

不健康な口元は、皮膚と同様に年齢が出ます。
アンチエイジングの有効な選択の1つと言っても過言ではありません。
近年は目立たない装置が普及したこともあり、大人の矯正治療が増えています。

大人の矯正治療のメリットは?

まずは、本人の意志によって、矯正治療を始めるということ。意志が固まっていることは、大きなプラスになります。
モチベーションが高いため、治療が計画通りに進みやすい。

矯正治療により口元がきれいになって、歯並びや口元のコンプレックスがなくなり自信が持てるようになる。

歯並びが整うことで、歯の隅々までブラッシングにより汚れを除去できるようになるため、虫歯や歯周病にかかりにくくなります。

歯並びは、顎やフェイスラインの形にも影響を与えています。そのため、矯正治療で歯並びを整えたことでフェイスラインがすっきりと美しくなります。

さらに、咬み合わせの良し悪しは見た目以上に、身体の健康面にとっても重要な役割を果たしてくれます。

大人の矯正治療のデメリットは?

矯正治療中は虫歯や歯周病リスクが高まる

ワイヤー矯正の場合、歯の表面に装置がつきますので、歯磨きがしづらくなります。そのため、より一層歯磨きを丁寧に行わなければなりません。

抜歯を必要とする場合があります

歯を並べるためのスペースが不足している場合は、抜歯によってスペースを確保しなければならないことがあります。
大人は子供よりも代謝機能が低いため、歯を動かすのに必要な期間が子供よりも長くなります。

矯正治療に時間がかかる

子供の矯正と比較すると、動かした後に元へ戻ろうとする力が加わりやすいので、動かした後も定着させるまでの時間が必要となります。

まとめ

大人になってから、歯列矯正によって歯並びを改善することは珍しくありません。歯並びが美しくなることで、口元にも自信がもて、笑顔も増えるようになります。歯磨きやフロスもしやすくなることから、虫歯や歯周病の予防にもつながります。

さらに、咬み合わせが安定し、食べ物を噛み砕きやすくすることで消化器官への負担を減らすことができます。審美的なことは、もちろんですが健康面のメリットも期待できます。