歯と口の基礎知識

歯ブラシの毛先がすぐに広がってしまいます

歯ブラシの毛先がすぐに広がってしまいます

歯ブラシはずっと使い続けると毛先が広がってしまいます。交換のタイミングは1ヶ月毎というのが目安ですが、中にはブラッシングの力が強すぎて1ヶ月経つ前に毛先が広がってしまう方もおられます。ブラッシングの仕方についてご説明します。

正しい歯磨きを行いましょう

正しい歯みがきの仕方は、自分の磨き方の癖を知るところから始まります。当院では定期健診の際に歯垢をピンク色に染め出す薬を歯に塗り、歯に残っている歯垢をしっかりと見える状態にします。

ピンク色が歯のどの部分に濃くついているかで、普段歯ブラシが当たっておらず、汚れがついたままになっている場所がわかります。その部分は虫歯になりやすいので、しっかりと汚れを取りましょう。

歯磨きの時には、ピンク色に染まった場所を覚えておいて、その部分をいつもよりも丁寧に磨きます。おそらく歯と歯の間や歯と歯茎の境目部分が染まっていると思いますので、全体を磨いた後で、タフトブラシで最後に念入りに磨きましょう。

正しい歯磨きのポイント

歯磨きを正しく行えば歯や歯茎を傷つけることなく歯垢を落とすことが出来ます。

1.歯ブラシの持ち方は正しいですか?

歯ブラシは鉛筆のように持って力を入れずにやさしくブラッシングします。歯ブラシの持ち方が違っていると、手の力の入り方がよくわからなくなって強く磨きすぎるということが起こりがちです。

鉛筆持ちにすれば軽い力で歯ブラシを動かすことが出来ますので、一度ご自身の歯ブラシの持ち方を確認しましょう。

2.力を入れすぎていませんか?

力を入れて歯ブラシを横に往復させてゴシゴシと力を入れて磨くと、歯の表面のエナメル質が剥がれて知覚過敏を起こしたり、歯茎の退縮を招くことにもなります。

歯を磨く時の適切な力は、100~200g程度です。力を入れすぎないように気をつけてやさしく歯を磨きましょう。

3.歯ブラシは小刻みに動かしていますか?

歯ブラシは軽い力で小刻みに動かすようにしましょう。1~2本ずつ歯ブラシを当てていき、小刻み(約1~2mm)に動かしてブラッシングします。

悪い歯みがきのやり方になっていませんか?

以下に悪い歯みがきのやり方をあげます。

1.1分くらいで手早く歯磨きを終えても汚れが落ちない

歯磨きは歯の1本1本をきれいに磨かなければ磨き残しが出来てしまいます。歯磨き剤の泡で磨いたつもりになってしまわないよう、最低3分間くらいは磨きましょう。

2.横磨きは間違った磨き方です

歯磨きを早く終えてしまう人は、横磨きになっていませんか?左右何度か横磨きをしたら終わり、という磨き方では、歯の1本1本の、特に歯と歯の間、歯と歯茎の間はきれいにみがけていません。それどころか、歯の表面にも汚れが残っている状態です。

虫歯予防のためには、歯を1本ずつ、歯ブラシの毛先を細かく振動させるようにして、歯と歯の間、歯と歯茎の隙間もていねいに磨きましょう。

3.歯をゴシゴシ擦らない

つい力を入れて、歯をゴシゴシと横磨きで磨いてしまう方がおられます。あまり強く横磨きをしていると、歯の一部が欠けたり、エナメル質を削ってしまったり、歯茎を傷めたりします。

強すぎるブラッシングを毎日行っていると、歯茎が退縮して、歯茎に近い歯の部分のエナメル質が横一文字に剥がれて象牙質が露出して知覚過敏を起こすことがあります。

歯ブラシは力を入れずに軽く押し当てて毛先を小刻みに動かす程度が、最も効果的に汚れが取れます。

毛先が広がった歯ブラシは新しいものに替えましょう

ブラッシングの力が強いと、歯ブラシの毛先が外側に広がるのも早いです。毛先が曲がってしまうとブラシの先端が歯の間や歯茎の隙間に入りにくくなり、きれいに磨けません。歯ブラシは1ヶ月程度で交換しましょう

まとめ

歯磨き

歯ブラシがすぐに広がってしまうのは、歯の磨き方が強すぎることが考えられます。歯ブラシは鉛筆持ちにして、軽い力で歯に当てて小刻みに揺らして汚れを落とします。歯や歯茎を傷めないようにやさしくブラッシングして、歯ブラシは1ヶ月に1回程度新しいものに交換しましょう。

梅田茶屋町クローバー歯科・矯正歯科

大阪矯正歯科グループ大阪インプラント総合クリニック